この度、ジオパワー15の規格変更を行いましたので、お知らせいたします。
▶ ジオパワー15:品質規格書
まず、ジオパワー15の比色法による重金属(Pbとして)の項目を規格から削除しました。
これまでは、古い商習慣として、比色法による重金属の規格が用いられてきましたが、HACCPが義務化したことにより、重金属の分析方法が原子吸光光度法とICP法などに限定され、ICP-MSでの鉛・ヒ素・水銀・カドミウムの規格が行われていれば、比色法での重金属を規格する意味がなくなったためです。
なお、一部(古いロット)の試験成績書に本項目は残っているものもございますが、何卒ご了承くださいませ。
次に、この変更に伴い、以下の2点の情報も追記いたしました。
1. ジオスゲニンの規格に、遊離体である旨を追記
2. BGLB法での試験上の注意点を記載
ジオスゲニンに関しては、機能性表示食品では、遊離体と配糖体の違いが重要視され、酸処理を行わない方法を用いた遊離体での規格が求められています。元々、本原料のジオスゲニンも遊離体であったのですが、機能性表示食品の基準に準じて、遊離体である旨を記載することになりました。
BGLB法(大腸菌群)での試験について、この度、培地添加後の攪拌の必要性と妥当性が示されたため、試験場の注意点として、調整液のBGLB培地添加後の攪拌の必要性を明記しました。
※検証試験の詳細もまとめた書類もございます。現在、定期的にご購入のお客様に限り、ご提出できる準備がございます。