栄養機能食品

保健食品制度の1つであり、一定量(一日あたりで設定)の栄養素を配合することで、一定の機能性表示ができる制度です。
主に配合したビタミンやミネラルに対して、以下の通り、機能性が謳えます。

各栄養素の配合範囲と機能表示


n-3系脂肪酸(0.6g~2g):
 n-3系脂肪酸は、皮膚の健康維持を助ける栄養素です。
亜鉛(2.64mg~15mg):
 亜鉛は、味覚を正常に保つのに必要な栄養素です。亜鉛は、皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。亜鉛は、たんぱく質・核酸の代謝に関与して、健康の維持に役立つ栄養素です。
カルシウム(204mg~600mg):
 カルシウムは、骨や歯の形成に必要な栄養素です。
(2.04mg~10mg):
 鉄は、赤血球を作るのに必要な栄養素です。
(0.27mg~6mg):
 銅は、赤血球の形成を助ける栄養素です。銅は、多くの体内酵素の正常な働きと骨の形成を助ける栄養素です。
マグネシウム(96mg~300mg):
 マグネシウムは、骨や歯の形成に必要な栄養素です。マグネシウムは、多くの体内酵素の正常な働きとエネルギー産生を助けるとともに、血液循環を正常に保つのに必要な栄養素です。
カリウム(840mg~2400mg):※カプセル等では栄養機能表示不可
 カリウムは、正常な血圧を保つのに必要な栄養素です。
ナイアシン(3.9mg~60mg):
 ナイアシンは、皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。
パントテン酸(1.44mg~30mg):
 パントテン酸は、皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。
ビオチン(15μg~500μg):
 ビオチンは、皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。
ビタミンA(231μg~600μg):
 ビタミンAは、夜間の視力の維持を助ける栄養素です。ビタミンAは、皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。
ビタミンB1(0.36mg~25mg):
 ビタミンB1は、炭水化物からのエネルギー産生と皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。
ビタミンB2(0.42mg~12mg):
 ビタミンB2は、皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。
ビタミンB6(0.39mg~10mg):
 ビタミンB6は、たんぱく質からのエネルギーの産生と皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。
ビタミンB12(0.72μg~60μg):
 ビタミンB12は、赤血球の形成を助ける栄養素です。
ビタミンC(30mg~1,000mg):
 ビタミンCは、皮膚や粘膜の健康維持を助けるとともに、抗酸化作用を持つ栄養素です。
ビタミンD(1.65μg~5.0μg):
 ビタミンDは、腸管でのカルシウムの吸収を促進し、骨の形成を助ける栄養素です。
ビタミンE(1.89mg~150mg):
 ビタミンEは、抗酸化作用により、体内の脂質を酸化から守り、細胞の健康維持を助ける栄養素です。
ビタミンK(45μg~150μg):
 ビタミンKは、正常な血液凝固能を維持する栄養素です。
葉酸(72μg~200μg):
 葉酸は、赤血球の形成を助ける栄養素です。葉酸は、胎児の正常な発育に寄与する栄養素です。

※一定の注意喚起の表示も義務付けられています。

栄養機能食品の注意点


・栄養成分表示を行い場合、最終商品商品(の試作品)で分析を行う必要がありあす。また、ビタミンのような減衰する成分は、加速試験も実施し、試験前後の分析値から減衰率を算出し、製造時の配合量に反映させる必要がございます。そのため、一定額の分析費用が必要になります。
・栄養機能表示を行う場合、どの栄養素に対しての機能性表示であるかを的確に表示する必要があります。
・分析結果によっては、増し仕込みが必要になり、コストアップしてしまうこともございます。
・機能性表示食品との併用はできません。

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