植物系化粧品会社向け鉄美容サプリ
近年、NHKにより貯蔵鉄(フェリチン鉄)の紹介や、かくれ貧血対策(鉄不足量の補給対策)が紹介され、弊社の大豆由来フェリチン鉄原料:まめ鉄鉄への注目度が非常に高まっています。
まめ鉄に含まれる鉄は、貯蔵鉄であるフェリチン鉄(豆型)であり、新たな鉄栄養素として注目されています。
現在は、鉄欠乏女性向けサプリメントの販売が非常に好調であり、大豆由来フェリチン鉄サプリの市場は、順調に成長しております。
そういった鉄欠乏女性向けのサプリメント開発に関しては、以下のページをご参照くださいませ。
次に、フェリチン鉄サプリメントの市場の活性化と共に、新たな市場でのニーズも高まりつつあります。
それが植物系化粧品会社向け鉄美容サプリになります。特に、動物系素材NGで、ヘム鉄(豚血液由来)などの素材が使えず、かつナチュラル志向を商品コンセプトとされている化粧品会社様には最適のサプリメントになります。
まめ鉄の出現により、今までできなかったコンセプトの鉄サプリメント販売が可能になったのです。
基本的に、化粧品会社様は、サプリメント商品の投入を望みつつも、どんな商品を投入すべきか?という点で非常に悩まれていることが多いです。
通販化粧品会社様の場合、クロスセル商品でのサプリメント投入がオススメであり、ベーシックな栄養素補給の要素と美容要素の両方を持っている商品が理想です。
それ故、鉄美容サプリメントがオススメなのです。
なお、ベーシックな栄養素補給の要素を強めると、必然的に適正原価率も高くなります。その分、リピート率・LTV等も高まります。
大手サプリメント会社さんのベーシックな栄養素補給商品(マルチビタミン、マルチミネラル、鉄など)の原価率は、50%を超えるものも多く存在します。その点も加味して、適正な価格設定も必要になります。
植物系化粧品会社向け鉄美容サプリの商品設計
植物系化粧品会社向け鉄美容サプリの商品設計は、以下のどちらかを決めてから行う必要があります。
1.ナチュラル系素材のみ(極力、食品添加物を使用しない商品設計)
2.ビタミンのみ合成素材を認める(ナチュラル風コスパ設計)
1の商品設計は、どのような植物抽出物と合わせて利用するかがポイントになります。以下のような素材をターゲット年齢層に合わせて、選択するのがオススメです。
月経がある若めのターゲット層には、PMS対策(フェムテック商品)としてチェストベリー抽出物を配合したり、更年期が近づいてきているターゲット層には、ホルモンの働きを補うようなジオスゲニン(DHEA前駆体)、大豆イソフラボンや葛花イソフラボンを配合したりするのがオススメです。
期待したい効果のタイプに限らず、果実に特化、花に特化など、様々な商品コンセプトで商品化することが可能だと思い割れます。
重要な点は、化粧品会社様の場合、自社のコンセプトを反映したお客様らしさを上手く演出することが重要なのです。例えば、オリーブ素材を用いた化粧品で展開されていらっしゃる場合、ヒドロキシチロソールを規格化したオリーブ抽出物を利用するのも一手です。
理想は、模倣商品対策として、オンリーワンの植物素材を配合することでしょう。
なお、1の商品は、植物性カプセルを用いたり、滑沢剤に植物由来の素材を用いるなど、カプセルや賦形剤でもこだわりを演出すると良いでしょう。
また、化粧品会社様の場合、製剤の見た目も重要視されるため、錠剤サプリの場合、錠剤をHPMCなどでコーティングするのもオススメです。
相性の良いビタミン素材
次に、合成のビタミンなどを使用しても良い場合、美容イメージや鉄の吸収を高めるイメージが強いビタミンCは、鉄板の組み合わせ素材です。
その他、葉酸やビタミンB12など、造血に関与するビタミンを配合するのも、よりコスパと機能性が高い商品設計に仕上がるでしょう。
また、亜鉛・銅やセレンなどのミネラル酵母を配合するのも一手です。
通常、クエン酸鉄やピロリン酸鉄だと、吸収機構(DMT1)が同じであるため、亜鉛や銅などの金属ミネラルを配合するとお互いに吸収を阻害し合ってしまう可能性があります。
一方、タンパクにくるまれた鉄であるフェリチン鉄は、エンドサイトーシスという特別な吸収機構で体に取り込まれるため、理論上、吸収阻害し合うことがありません。
鉄の配合量
最後に、鉄の配合量は、5~10mg/日に設定するのがオススメです。栄養機能食品として展開しても良いです。
必ずしも鉄不足の方(特に貧血症状が出ている方)がターゲットではないため、鉄欠乏女性向けサプリメントで最も人気がある10mg/日の鉄配合まで行う必要はないでしょう。
是非、植物系化粧品会社様にぴったりな鉄美容サプリメントの開発に大豆由来フェリチン鉄素材:まめ鉄をご活用くださいませ。プラントベースフードなどの流れからも、商品投入を行うのに最適な時期に来ていると思われます。