配合量の虚偽・違反広告への対応

現在、まめ鉄は、配合量の下限値を設定し、粗悪な偽商品が流通しないように管理・監視しております。
原料供給が行われた商品に関しては、商品化後、パッケージや広告等をチェックさせていただいております。

※商品化の後、表示等を変更していただいた事例もございます。校了前のデータのご提出をオススメしております。

現在、配合量を偽っている可能性がある商品も現れ始めております。また、問題となる虚偽が含まれる広告クリエイティブの報告も多数届ております。

それぞれの虚偽や問題となる表記に関しては、以下のように対応させていただいております。

配合量の虚偽

申請書と配合量が異なる虚偽が発覚した場合、最も厳しい対応を取らせていただきます。
パッケージ等で、明らかに虚偽や違反がわかる場合は、供給を無期限停止させていただき、かつ商品の回収を求めさせていただきます。

まめ鉄の配合量が疑われる場合(パッケージ等での確認が取れない場合)、未開封の商品の提出を求め、弊社で鉄の分析を実施させていただきます。分析の結果、明らかに配合量を偽っていることがわかった場合、即座に供給を無期限停止させていただきます。
なお、提出を拒むようであれば、偽っているものとみなし、供給を無期限停止させていただきます。

<製造者責任>
この配合量虚偽は、製造者が協力しなければ起こり得ない問題です。
加担した製造者(受託加工会社)に対しても、今後、他の案件に関しても供給を無期限停止させていただきます。

広告上での虚偽・違反

広告上での虚偽は、問題の重大性によって、2通りの対応をさせていただきます。

まず、商品では供給条件を満たすが、広告上で供給条件を満たさないケースが確認された場合、その販売者向けの供給を停止させていただきます。

 例:
 申請上 60mg/日(鉄として3mg/日)
 広告上 20~60mg(鉄として1~3mg/日)



特に、鉄含有量の記載のない商品に関しては、意図的で悪質な例と判断し、無期限で供給停止とさせていただきます。

また、虚偽ではなく、フェリチン鉄と他の鉄素材をまとめて強調表示するなどの優良誤認が確認された場合、まず、変更依頼をさせていただきます。
そして、変更されない場合や何度も優良誤認表示を繰り返される場合は、その販売者向けの供給を停止させていただきます。

例:まめ鉄由来の鉄 3mg、ピロリン酸鉄由来の鉄 3mg → フェリチン鉄 鉄6mg

なお、広告表現の悪質度によって、無期限停止とさせていただくことございます。

ご理解の程、何卒よろしくお願い申し上げます。

パッケージ上の景品表示法違反

上記の通り、他の鉄素材も配合しつつ、パッケージにフェリチン鉄を強調表記した場合、由来毎の鉄としての割合が明確でなければ、優良誤認(景品表示法違反)になります。

過去、弊社も消費者庁から指導を受け、他の鉄素材を配合した場合、まめ鉄由来の鉄:●mg(フェリチン鉄由来の鉄:●mg)、○○由来の鉄:○mgという表現で表示いただいております。

実際、調査を行った結果、大手さんのヘム鉄商品で、ピロリン酸鉄など他の鉄素材を含有している商品が存在しないのも、この優良誤認対策の表示が面倒だからだと思われます。

本違反に関しては、一旦、原料供給を停止させていただき、表示違反が改善されたら供給を再開させていただいております。

誤った認識による誤認表現

現在、原料に対しての理解度が低く、鉄としての含有量をフェリチン鉄としての含有量として記載されているケースも確認されております。また、制作会社に正しく伝えることができないケースも確認されています。
※弊社ではフェリチン鉄量としての規格は行っておらず、原則、フェリチン鉄での含有量表示は禁止しております。
フェリチン鉄量は、鉄の含有量+アポフェリチン(タンパク質)の総量になります。
すなわち、少ない量で、誤った量を記載されていることになります。

本ケースについては、意図的ではないため、供給停止はいたしませんが、修正依頼は行わせていただき、修正していただきます。

また、他社のクリエイティブを真似て、広告代理店や制作会社が小分け原料での有機認証クリエイティブ利用、エリザベス教授クリエイティブ(開発者コメント)、申請とは異なる商標利用、特許の無断使用などが発見された場合、一旦、修正依頼は行わせていただき、修正していただきます。

特に、後者に関して、修正が行われない場合は、供給を一時停止とさせていただきます。

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