お知らせ

原料の値下げについて

基本、弊社の原料価格は、最後に値上げを通達した2022年10月末の為替相場1ドル140円の為替を想定した価格設定になっており、それ以降、為替相場が1ドル150~160円の期間も長く続きながらも、弊社利益を削って耐え忍んできました。

そして、2024年4月以降1ドル160円の為替相場が続き、利益がほぼ出ない状況が生じたため弊社が直接輸入している赤ワインエキス末、まめ鉄と亜鉛酵母について、値上げを検討しておりました。

そして、2024年7月末から急に円高へと急転したため、その値上げを回避することができました。

しかし、2024年8月4日時点では、未だ1ドル140円まで到達しておらず、十分な利益確保が行い切れていない状況です。

こういった状況下、すでに急な円高進行を理由に値下げを要求してこられる会社様もございます。
一方上記のよう状況もございますので、現段階において、弊社では、原料の値下げを予定しておりません。
ここ数年、原料事業で研究開発費が賄えなかった予算をOEM事業での利益で捻出し続けていたため、原料の研究開発が継続できておりますが、現時点で値下げを行ってしまうと、今後の研究開発に支障をきたしてしまう可能性がございます。
ご理解の程、何卒よろしくお願い申し上げます。

なお、値下げを行わない方針は、原料供給に限らず、弊社自社原料を多く配合したOEM事業でも同様です。OEM事業でも、2022年10月以前からの価格が適応されている案件が多く存在し、利益を圧迫し続けていた状況がございます。
特に、まめ鉄に関しては、SloIron社の配慮により円安特価の価格が設定されており、この価格も限定的なものです。2025年には、元の価格に戻され、さらに値上げされる可能性もございます。