商品開発と販売支援
弊社は、マーケティングベースの商品開発を得意としており、数々の結果を出し、健康食品サプリメント業界が成熟期にも関わらず成長し続けている会社です。
そして、その商品開発&商品供給の業務の一環として、販売支援も限定的に行っています。
弊社への問い合わせでは、ターゲットとする競合商品も示していただいているため、競合商品と比較しながら対抗できる商品設計を提案させていただいております。
また、電話・Zoomインタビューやメールにて、表現した広告クリエイティブまで希望をお聞きしております。そして、そのご希望を原料選定に活かしております。
弊社のOEMフローでは、お客様の販売プランをまとめるお手伝いも行いながら、商品化を進めさせていただいております。
例えば、乳酸菌原料を選定する場合、菌数で勝負・生きていることで勝負・乳酸菌の種類で勝負など、総合的に判断して提案させていただいております。
見えない部分でも、販売支援を行わせていただいているのが弊社のOEMの特徴です。
さらに、顧客サービスの一環として、Amazonの登録がスムーズに行われやすいサポートやロジスティックの紹介、海外輸出に対する助言、原料クリエイティブ(主に自社原料)の提案などを行っています。
また、商品開発部分では、デザインやパッケージを手配するだけでなく、一括表示をイラストレーター形式で作成して提供するような支援も行わせていただいております。
初めて商品開発を行うお客様にも優しいOEMを目指しております。
一定以上の販売支援を行わない理由
一方、弊社では、これ以上の販売支援を行っておりません。
例えば、過去に弊社栗山が行っていたような販売コンサルティング、ランディングページの作成、販路開拓やAmazonへの登録業務などは、行っておりません。
その最も大きな理由は、販売教唆の問題です。
また、弊社が販売支援を行い過ぎると、お客様が成長しないという理由もございます。
弊社の経験上、他力本願なお客様ほど2度目のリピート発注がないという状況が明確になっています。そのため、弊社は、販売周りのサポートには手を広げず、商品製造周りのサポートに集中するという選択を行いました。
ちなみに、通販事業は、日々進化しており、新しい広告媒体やリピート施策を常に時代に合ったものを学び続けなければ、すぐに淘汰されてしまいます。
売れるネット広告社を始め多くの通販広告代理店が定期的にセミナーを実施されておりますので、セミナーへの参加をオススメしております。
なお、栗山は、コンサルティング業務は中止しておりますが、年間売上1億円を超える大口顧客を中心に、科学的なアプローチサポート、インフォマーシャル制作サポートやコンテンツ制作サポートをプロデュースしております。直接的にプロデュースすることはないですが、現在、各営業マンを介してサポートいたしております。
余談
現在、通販サポート事業も別会社で行ってくれるOEM会社も出てきております。一方、OEM会社が広告やマーケティングまでに関与した場合、いくつかの問題が生じてしまいます。
例えば、広告に絡んだ場合、在庫商品が消化されるようなマーケティング手法が選択されやすくなります。この場合、黒字が出なくても、広告コストと商品コストが垂れ流しになる可能性が生じます。
また、特に広告型の通販事業は、先行投資型ビジネスであり、必要となる先行投資額(広告費)も年々大きくなりつつあります。会社に資金力が求められます。
広告に絡んだ場合、顧客に広告型通販が向いていなくても、どうしても広告型の通販への誘導せざる負えない局面が生じてくることがあるでしょう。
販売コンサルティングを行っていたからこそわかる現実です。
弊社の場合、各営業マンが最低5000万円の売上を持っており、現体制で成長し続けています。広告領域や販売支援事業領域まで手を広げる必要がございません。
そのため、上記のリスクを負ってまで、販売支援を行う必要がないというのが実際であり、商品製造の選択と集中を行ったのです。
オンリーワンの演出
製造側からの究極の販売支援は、オンリーワンの演出 です。
通常のOEM商品は、簡単に模倣品が作れる一方で、簡単に模倣品が作られてしまいます。そのため、売れるクリエイティブを作っても、すぐに模倣品で真似され、広告費用対効果が落ちてしまいます。
そのため、現在、勝ち組の通販企業ほど、オンリーワンに固執した商品開発を行っています。オンリーワンがあれば、必然的に商品やビジネスのLTVが大きくなるからです。
弊社は、商品製造周りのサポートに特化して展開しているのですが、弊社の特徴を活かし、原料メーカーにしかできないようなオンリーワンサポートも行い始めています。
例えば、5-デアザフラビンは、メーカーと共に試薬を作り、厚生労働省登録機関による純度分析結果という「信頼のクリエイティブ」を生み出したりしています。
もちろん、そのオンリーワンの演出には、ケースバイケースで、分析費用や研究開発費など、別途費用が掛かります。そこに費用を投じるかは、販売者のお客様次第です。
実際、販売だけではオンリーワンの演出を行うことができません。
市場で勝っていくには、製造側からオンリーワンを演出していく時代になってきているのです。
弊社は、大口顧客と共に、商品製造側から、どのようにオンリーワンを演出できるかをトライし始めております!