1カプセルに1000mg入る?
物理的に、1カプセルに1000㎎の原料は配合/充填できません。
商品設計する場合、カプセルへの充填可能量を考慮する必要がございます。
例えば、ハードカプセルには、1号カプセル、2号カプセル、3号カプセルなどと、それぞれのサイズが存在し、それぞれに容積が設定されています。
そして、原料の嵩比重にもよるのですが、大体の配合量というものが決まっております。
※NMNのように、非常に軽い原料も存在します。2/3程度の重量しか充填できないこともございます。
同様に、ソフトカプセルでも、カプセルサイズによって内容量の制限がございます。
ソフトカプセルの場合、三割程度しか粉体原料が配合できないなどの制限がございます。
ご注意ください。
錠剤に関しては、配合量の制限はありませんが、その分、錠剤のサイズが大きくなります。
日本人が飲み込めるのは、丸錠で350~400㎎程度(ラグビー錠で500mg)であり、それ以上のサイズの場合、バリバリ食べれるチュアブルタイプにするなどの工夫が必要です。
なお、近年、10g以上のアミノサプリの錠剤をご希望されるケースもございます。
仮に500mgサイズの錠剤に加工しても、10gのアミノ酸を錠剤に加工すると、1日あたりの摂取量は、24粒以上になってしまいます。
現実味のない商品となってしまいます。