iHerb商品をイメージした設計の注意点

近年、iHerb商品を中心に海外商品をイメージした商品製造の依頼が増えております。

日本で販売する場合、以下の4点に注意する必要がございます。

1. 栄養摂取量が日本と異なる
2. 機能性表示制度が異なる。
3. 日本で認可されていない原材料が多く利用されている
4. 食品表示法など関連法規上、日本では表記できない表現がある


1の栄養摂取量が日本と異なります。
ビタミンやミネラルなどの栄養素は、日本の栄養摂取基準で配合量設定を行う必要がございます。

次に、2の機能性表示に関しては、近年、iHerbの日本サイト上では、米国の機能性表示が用いられなくなりました。そのため、その問題は起こりにくくなりました。

一方、商品には、当然ながら、英語で機能性表示されております。日本では、機能性表示制度が異なるため、同様な機能性表示ができないことは、注意が必要です。

3つ目の認可されていない原材料については、以下のページをご参照いただけますと幸いです。最も注意すべき事項です。

原材料の食薬区分

iHerbで販売されている海外商品の多くには、日本で認可されておらず使用できない原材料が多く含まれています。
特に、上記ページで解説されているようなマルチミネラルの指定外添加物は、かなりの比率で原材料してされ、断念いただいております。

最後の4つ目は、説明しきれない、様々なケースが存在します。
例えば、ビタミン含有酵母の表示については、食品表示法や食品衛生法など関連法規の関係上、酵母とビタミン(添加物としての表示)を分けて表示しなければなりません。
詳しくは、以下のページを参照。

葉酸酵母とビタミン含有酵母

また、天然/Naturalという表現についても、景品表示法上、日本では、容易に利用することができません。天然という表現は、原則、生鮮食品を対象としており、サプリメントなどの加工食品(原材料は中間加工食品)では用いることができません。

こういったケースの表現や表示が多々存在します。

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