最適な包装仕様の選び方
健康食品サプリメントは、様々な包装仕様が存在し、商品の販売価格や販売方法、目標販売量などに適した包装仕様を選定する必要があります。
代表的な包装仕様の特徴・適性を最小ロットと共に紹介し、お客様の包装仕様選定をサポートいたします。
包装仕様 | 特徴・適性 | 最少ロット |
---|---|---|
アルミ袋 |
●チャック付きアルミ袋は、低価格帯商品に多く利用される包装仕様です。 メール便発送にも対応しており、通販向け商品に適しています。近年は、クラフト地のアルミ袋におしゃれなデザインを施し、6000円前後の価格帯で売られるケースも出てきています。 平袋とスタンド袋の2仕様が存在し、顆粒の商品は、主にスタンド袋が用いられます。 また、近年、従来のグラビア印刷のアルミ袋以外にも、エスプリ印刷のアルミ袋や後印刷のアルミ袋も供給され始め、小ロットからアルミ袋に印刷を行うことが可能になりました。 後印刷アルミ袋は、印刷条件に制限(掛け合わせ不可)があるため、裏面だけを単色で印刷し、表面にラベルが用いられることが多いです。裏面にラベルを貼るよりキレイに見えますし、こだわったラベルにすることで高級感も出すことが可能です。 商品の適正価格帯:4000円未満 |
グラビア印刷:10000袋~
エスプリ印刷:3000袋~ 後印刷:500袋~ |
プラボトル |
●プラボトルは、中価格帯までに対応した包装仕様です。 軽いのが特徴であり、カプセル等がつぶれにくい点や化粧箱など無駄なゴミが出ない点も長所です。 通常タイプのキャップに対して、セキュリティーボトルというバージン性のあるボトルも存在し、このボトルであれば、シュリンク包装の必要性もありません。 置き場スペースが少ないクリニックやサロンで販路で人気の包装仕様です。 商品の適正価格帯:1500~6000円 |
剤形の最小ロットに依存 ※汎用ボトルでない場合、ケース単位(例:300本)で余った分を買い取りいただくこともございます。 |
規格瓶 |
●規格瓶は、安価に高級感を出しやすい包装仕様です。 強化瓶のため、割れることはほぼ無いのですが、重たいのが短所です。必ず、化粧箱に入れてもらいます。 フロストの規格瓶を採用したり、高級仕様の化粧箱を用いることで、高級感を演出できます。近年では、規格瓶に金・銀・特色の印刷を施すことも増えています。 また、様々なキャップ(@10~50円くらい)が存在し、コストパフォーマンスの良いキャップを採用すれば、プラボトル仕様と変わらないくらいのコストで作ることが可能です。 そのため、幅の広い価格帯の商品に対応しているのが特徴です。 商品の適正価格帯:1500~13000円 |
剤形の最小ロットに依存 |
顆粒分包 スティックゼリー スマートパック ブロー |
●顆粒分包(スティック・三方)やスマートパックなどの個包装は、高価格帯の商品に適した包装仕様です。 包装資材や充填加工賃が高いため、主に青汁やゼリーなど食品に近い剤形の商品などの中価格帯以上の商品に利用されます。基本、化粧箱(もしくはチャック付きアルミ袋)に入れてもらいます。 通販向けの商品の場合、メール便対応の化粧箱が採用されます。 顆粒分包には、スティック(写真右)と三方包装(写真左)が存在し、形だけでなく加工賃も異なります。 資材のフィルムは、グラビア印刷での印刷が必要になるため、スティック等のサイズにもよりますが、最小ロットが大きめです。最小ロットの2~3倍量と想定ください。また、納期も長く、1年くらいでの落版するため、注意が必要です。 ブローは、気密性の関係から、アルミガゼット袋などに入れてから化粧箱に入れられるケースもあります。 PTP包装は、気密性がないため、必ずアルミガゼット袋に入れてから化粧箱等に入れられます。※包装コストが高いため、非常に高い原料を配合した30~90粒/商品の商品に用いられるのが一般的です。 <商品の適正価格帯>:4000~13000円 |
無地:なし
印刷フィルム:約10万包~ PTP包装:5000シート~ |
【注意】現在、アルミフィルムが非常タイトです。アルミ袋や個包装の仕様の場合、資材の手配にかなり時間を要します。
上記の情報は、大まかなものです。色数や特殊な印刷によっては、コストや最小ロットも変わってきます。
具体的には、お見積り依頼の際、弊社営業マンにご相談くださいませ。