必要になる分析と試験

健康食品サプリメントを商品化する場合、ケースバイケースで様々な分析や試験を行う必要性が出てきます。
そして、その分析や試験は、主に以下の2つに分類されます。

1.食品表示法関連の分析や試験
2.販売サイドで求められる分析

まず、食品表示法関連の分析は、栄養成分表示を行うための分析です。

エネルギー(熱量)・たんぱく質・脂質・炭水化物・食塩相当量の5つであり、計算値でも算出可能(ただし、推算値と記述)なのですが、弊社では、分析の実施を必須としております。

その他、機能性表示食品の機能性関与成分、栄養機能食品の栄養素、強調表記を行う栄養素の分析が必要になります。

機能性表示食品の製造・申請について

何れも、賞味期限内の保証(機能性関与成分は下限値保証、栄養素は許容誤差範囲あり)が必要になるため、減衰が想定される成分(ミネラル以外)は、賞味期限に応じた加速試験が必要になってきます。
原則、減衰が想定される成分は、増し仕込みを行います。

なお、弊社の経験値で増し仕込みを行い、商品化を先行させた上で、加速試験終了後、次回製造時の増し仕込み量を再検討することもございます。
詳しくは、弊社営業担当にご相談くださいませ。

次に、広告(メディア)やショッピングモールなどの販売サイドから分析データ(第三者機関からの試験成績書)が求められるケースが増えております。

近年、Amazonは、その分析データの提出がかなり強化されており、特に新商品は、事前に分析を実施しておく必要が出てきております。
詳細に関しては、以下の内容をご参照くださいませ。

Amazonで必要になる試験

2025年2月時点において、Amazonでは、以下の分析データを厚生労働省登録機関の条件付きで求められることがございます。

1.強調表記している成分
2.栄養機能食品の栄養素
(おそらく機能性表示食品の機能性関与成分も)

ただし、現段階では、栄養素以外の許容誤差範囲も緩く、また加速試験まで求められていません。

1の強調表記している成分とは、商品名に利用されている成分やパッケージ表面に表示されている成分(栄養素を含む)、広告クリエイティブで強調されている成分などを刺します。

他のショッピングモールや他のメディアでは、広告クリエイティブで強調されている成分の分析データまで求められることがないのですが、Amazonでは求められます。
この点は、注意が必要です。

2は、原則、パッケージ表示に必要な分析ですので、弊社では、商品化の前に必ず分析を実施いただいております。

なお、これら分析に関しては、新規登録品だと、出品ができない場合がございます。既存商品に関しては、90日以外に対応しないと出品停止になってしまいます。

Amazonに対応した商品開発

弊社では、お問い合わせフォームでもAmazonでの販売予定を聞き取りしている通り、Amazonでの販売を見越した商品開発も行っております。
詳細は、以下のページをご参照くださいませ。

Amazonに対応した商品開発

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