パントガール類似品製造の注意点
弊社では、AGAクリニックで流通する未承認医薬品:パントガール(輸入品)の類似品製造の依頼を数多くいただいております。
この類似品を製造するにあたり、注意点と制約がございますので、本ページでご紹介させていただいております。
以下が先述の未承認医薬品の主要成分の配合量です。
※併せて、注意点も記載させていただいております。
パントテン酸カルシウムには、使用基準が存在し、その使用量は、カルシウムとして食品の 1.0%以下とされています。そのため、60mgのパントテン酸カルシウムを配合する場合、1粒500mg以上の剤形にする必要がござます。1日3粒設計ではなく、1粒のサイズを半分にしてパントテン酸カルシウムを30mg配合した場合も、1粒250mg以上の剤形が求められます。
薬用酵母というものは、日本で存在せず、弊社では、ミネラル酵母と認識し、亜鉛やセレンを含有した酵母原料に代替さていただいております。
ヨーロッパでは、ビタミンやミネラルの製剤が医薬品区分のため、ミネラル酵母を薬用酵母と表現されているものと考えております。
パラアミノ安息香酸は、PABAと呼ばれるビタミンHの1つです。日本では、まだ承認されていない成分です。本成分は、葉酸の構成成分の一つであるため、葉酸などに代替させていただいております。
弊社では、上記の点をご理解いただき、代替の商品設計をご提案させていただいております。リジンを加える設計なども人気です。
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