Amazonに対応した商品開発
2021年12月よりAmazonの日本法人でも、米国法人の指針に基づき、商品の管理基準が強化されております。
(弊社グループの顧客への要求は、2021年12月でしたが、9月頃から始まっていたという情報もございます。2025年2月の時点では、既存の出品者を含め、完全に強化された管理基準で資料やデータが求められ始めています。)
そのため、最低限、その管理基準に対応した商品開発が求められるようになってきています。
Amazon向け商品の管理基準と商品開発
現在、商品名・パッケージ・広告表現などで成分名を用いた場合、かなり高い確率で、強調成分の分析データ(第三書機関、3年以内)が求められます。2025年2月時点では、クリエイティブでの強調表記成分を含め、ほぼほぼ分析データが求められる状況になってきています。
※クリエイティブ画像の文字もAIが認識して、データを求め始めています。※分析費用は、別途ご請求させていただきます。
そして、分析値が表示成分量に満たない場合、出品ができない状況に陥ってしまう可能性が生じています。
そういったトラブルを避けるため、以下のような基準で商品開発を進めることが好ましいです。
弊社は、売れる商品作りをテーマにサービス展開しております。
弊社にOEM製造の依頼される場合、増し仕込みや広告表示量について、必ず担当者にご相談くださいませ。
【コメント250225】
2025年2月の状況を鑑みると、多くの成分で強調表記を行うと、分析費用もかなり嵩む状況が予測されます。
Amazonに出品する商品は、強調表記を行う成分をできる限り限定したクリエイティブで展開すべきでしょう。成分名を用いた数のクリエイティブは、極力避けるべきでしょう。
なお、強調表記していて分析結果を求められ、クリエイティブを変更(削除)して分析実施を逃れることができるのか? 各成分の誤差範囲はどこまで認められるのか?など、不明瞭な部分も多く存在します。対応するAmazon側の担当者によっても、若干ジャッチが異なるように感じております。
Amazon商品登録上の注意
パッケージ内のロゴマークとブランド登録
近年、Amazonでは、ブランドとして登録する場合、パッケージ内にロゴマークが入っていることを条件とされています。
ロゴが入っていないとノーブランド登録しかできず、販売にも影響が生じる可能性がございます。
パッケージのデザインを行う際、ご注意くださいませ。
なお、弊社では、Amazonでの販売商品の場合、商品バーコード(JANコード)を取得してパッケージに入れられることを推奨しております。
お支払いからの商品登録までの期間
Amazonでは、転売商品の流通を取り締まるため、商品登録時、一定期間内の請求書などを仕入れ証明として書類添付が必要になります。
お支払いから一定期間(例:180日以上)を過ぎてしまってから商品登録を行った際、商品登録ができなくなることもございます。
ご注意くださいませ。
Amazonのフルフィルメントサービスを使用する場合
Amazonに出品される際、多くのお客様は、Amazonのフルフィルメントサービス(ロジスティック)を利用されています。
その場合、Amazonから指定された番号で作成された管理バーコード(FBA商品ラベル)を商品に貼付する必要があります。プラボトル仕様や化粧箱仕様の商品の場合、シュリンクフィルムで包装することが好ましいです。
この管理バーコードは、商品バーコード(JANコード)が付いていても、別途必要になります。
※管理バーコードは、指定のシールラベルを購入すれば、レーザープリンター等で印刷可能です。
Amazonだけ販売する場合は、全ての商品に管理バーコードを貼る必要が生じるため、工場で貼ることも可能です(別途料金)。
一方、大部分のお客様は、Amazon以外でも販売されることが多いため、Amazonのフィルフィルメントサービスも併用する場合、お客様自身がAmazonに送る分の商品にだけバーコードを貼られることがほとんどです。
なお、Amazon以外でも販売され、一部だけ(例:半分だけ)管理バーコードを貼る場合、工場でのバーコード貼りにも対応しておりますので、弊社の営業担当にご相談ください。
販売後のAmazon対応
近年、Amazonでは、追加の書類提出や定期的な書類提出が求められることがございます。また、急に出品が停止されたりする事象も生じてきています。
詳細や対応方法は、以下のページをご参照くださいませ。
常に、最新情報として、弊社の対応事例をご紹介させていただきます。
2025年2月以降の既存顧客への対応
現在、弊社では、OEM問い合わせフォームにて、Amazonへの出品に関して聞き取りを行っております。そのため、予定のあるお客様には、上記の案内をさせていただいております。
一方、急にAmazonへ出品することになったり、今まで分析データ等を求められていなかった既存のお客様は、Amazon向けの商品設計になっていない可能性がございます。その場合、ケースバイケースの対応をさせていただきます。詳しくは、担当者までご連絡くださいませ。
※分析費用は、別途ご請求申し上げます。高い分析項目だと、5万円を超えることもございます。ご了承くださいませ。
なお、増し仕込みによってコストアップする場合、原則、増し仕込み用のお見積りを別途ご提出させていただきます。